今年も引っ越し難民の人がでてくる?

こんにちは。

株式会社ライフデザインワークスの伊東です。

4月から新社会人になる方も多いのではないでしょうか?

中には一人暮らしを始めたりと新生活をスタートする方もいると思います。


それに伴って切っても切り離せないのが引っ越しですよね♪

その引っ越しが今年もある問題が発生する予想がされています。


今回はそのことついてご紹介していきます。


そもそもどのくらい日本では引っ越しする人がいるのか?

国土交通省によると、引っ越しのピークは毎年3月と4月に集中しており、

平成29年度の大手引っ越し事業者へのヒアリング結果によると3月は約33万件、

4月は約27万件と、平均16万件の1.7~2倍となっています。


そもそも平均でも16万件の引っ越しが行われていることに驚きました!

大学生などの学生は3,4月に引っ越すことがほとんどだと思いますが、それ以外の月で引っ越しする人ってどんな人またはどんな業界に勤めている人が多いのか気になります。


私も3月に引っ越しの経験がありますが、その時は消費税が5%から8%に増税された時で、3月までの駆け込み需要があり、どの会社からもお断りをされてしましましが、その時はたまたま会社でお世話になっている運送会社の荷物として運ばれたため無事に引っ越しができました(笑)


今年も引っ越しできない人が出てくる?

さて本題に移りますが、

なぜ今年も引っ越し難民が出てくるかというと2つの課題があります。


1つ目は運送業界の人手不足です。

平成30年11月時点でのトラックドライバーの有効求人倍率が2.91倍となっており、深刻な課題となっています。

(※求人倍率とは求職者に対する求人数の割合をいい、「新規求人数」を「新規求職申込件数」で除して得た「新規求人倍率」と、「月間有効求人数」を「月間有効求職者数」で除して得た「有効求人倍率」の2種類がある。)

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1_yougo.html より抜粋


2つ目は昨年問題になった法人向け引っ越し料金の過大請求問題です。

今年の1月23日にヤマトの子会社が行政処分と業務改善命令がでて、関係する営業所支店の車両使用停止処分を受けています。

このため、引っ越し業務の再開が4月以降とみられ、この業者分の人員と車両が確保できなくなってしまいます。


上記の二つが引っ越し難民を引き起こす原因とされており、今シーズンは国土交通省より引利用者の方にもピークの時期は引っ越しを避けるよう呼びかけがされています。

引っ越しピークを避けるか自分で引っ越しを行うなど、これから準備する方にとっては早めの対策が必要だと考えられます。


ちなみに私は目黒に住むときは自分で車を借りて引っ越しをしました!

冷蔵庫などの大型家電は運送業者に運んでもらい、

それ以外を自分で運びましたが、業者に依頼するより安くでき日程調整も自分次第なので、近場の引っ越しをする方は自分で運ぶのもありだと思います。


参考文献

国土交通省

http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr4_000022.html

http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000170.html

全日本トラック協会

http://www.jta.or.jp/yuso/hikkoshi/spring2019/hikkoshi_hanbouki_2019.html

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