社会でどんな人が求められるのか
こんにちは。
株式会社ライフデザインワークスの伊東です。
皆さん、社会で求められる人材とはどのような人をイメージしますか?
またどんな教育政策を行っていけば社会が求めるような人材に成長できると思いますか?
80年代は低レベルスキルの仕事が減少する傾向にあり、中レベルスキルの仕事が増加する傾向にありました。
しかし近年では、低レベルスキルの仕事が増加傾向にあり、中レベルスキルの仕事が減少する傾向が起きてきています。
※ちなみに高レベルスキルの仕事は順調に増加傾向にあります。
この傾向の原因は、移民の流入や職の流出などの問題もありますが、最も有力視されているのは「機械化」にあります。
中スキルレベルの仕事は機械に置き換わることになり、富裕層のニーズにこたえるために低スキルレベルの仕事の需要が発生しているのです。
ではこれからの時代、どんなスキルが必要になってくるのか今のままの教育ではなくどんな教育政策を行っていく必要があるのか見ていきましょう。
1.ソーシャルスキルの向上
どの仕事においてもソーシャルスキルは必須という考え方があります。
機械化されやすい仕事がいわゆる中レベルスキルの仕事になっており、これにはルーティンワークが含まれる仕事が多いです。
例えばエンジニア全般がこれに当たります。
逆にソーシャルスキルが必要な仕事とは、教師や看護師、ビジネスサポートの職種になってきます。
不快な表情をしているお客さまを丁寧に扱うことや苦しそうな人に声をかけるなどの行為はまだ機械には不可能な領域のようです。
これにプラスして重要になってくるのが、仕事のチーム制です。
お互いの長所を生かしあって生産性を伸ばしていくという仕事のスタンスがこれからは必要になってきます。
ではこのようなチーム制の仕事をできるような人格形成をしていくために必要な教育に日本はなっているのでしょうか?
2.アメリカを後追いする日本
アメリカの教育では、学力に焦点を当てたカリキュラムを20年以上続けている現実があります。
そのためソーシャルスキルの低下が浮き彫りになっています。
このままの教育政策ではすべてにおいての成果を生産的に伸ばしていくことは難しいと考えられています。
そして日本でも同じようなことがおきています。
評価の対象は「学力」になっていることが目立ちます。
よく塾と学校を比較対象にされる風潮がありますが、役割が違います。
「学力」というものさしだけで学校を図ると塾に劣るのは当然の結果と言えます。
塾は学力が向上するかどうかだけで判断すればいいのです。
まとめ
これからの日本の成長を支えていくために教育という部分から見ていくとまだ改善の余地があると感じました。
世の中がより便利になっていくのに比例して教育政策も柔軟に変化していくことが求められるようになるのではないでしょうか。
【出典】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55372
㈱Life Design Works伊東のブログ
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